昨日15キロ走ったし、今週も雨が降らなけりゃソコソコ走りたいし、今週の仕事も始まるので、朝飯は餅を入れたぜんざいにした。
声にならない身体からの叫びが胃袋に届いたのか?5つ入れた餅は軽快に飲み込まれていく。
とは言えこのご時世、ステルス値上げで従来なら3つくらいの量にすぎないのだけど。
ズルズルと飲み干して、潰れかけの小豆をしがんで飲み込んだ後、先々週に購入したレシピ本を再読してみる。
著者の酒徒さんは、大の中華料理愛好家だそう。
で、この方のこの本での主張は、一般的な家庭の中華料理は、我々のイメージするギトギト・コッテリ・ヘビーなものより、むしろシンプルな味付けで毎日食べても飽きが来ないのですよ、というものらしい。
詳しい内容は買って読んでね〜ってところだが、調理方法も味付けもシンプル極まりないものである。
切って炒めてホイ、とか混ぜて固めて蒸してホイ、味付けは塩だけとか醤油と紹興酒だけなど、なるほどオレにも出来そうなものに見える。
何より注目したのは、使用する食材の種類の少なさだ。
最近、野菜の購入は農協とか地場のよろず屋みたいな所が多い。種類の数はスーパーに敵わないものの、思いもよらぬ旬のものや野生を感じる形をした新鮮なものが手に入る。それらの素材が持つ本来の味を如何に愉しむかという視点から、この本のレシピを読むと非常に説得力があるように感じた。
マラソンシーズンでもあるし、体調の向上や維持に役立てるように試してみることにする。
しかしこのレシピ、どうも「ミソ」は、油の使い方と火加減にあるようだ。
美味しいモンを食べるのは妻に喜んでもらえると思うのだけど、火加減マックスで炒めたり、油を煙が出るくらいに熱したりすると、ガスレンジ周りがナニしてしまう点が気掛かりなのだ。
綺麗好きの妻と、どうやってこの点を折り合うことが出来るのか?
管理人の腕の見せ所が突然やって来た。