住んでいる建物の大規模修繕工事が終わり、普段通りがメッチャありがたいってのをシミジミと感じた・・・ことに慣れてきたあたりで、5月に無事生まれた2人目の孫を連れて息子たちが家に遊びにやってきた。1人目の孫と次男の誕生月でもあるので、合同誕生日会的な集まりになる。昨年から始まった。
1人目の孫は今月で3歳。お母ちゃん方の顔つきか?ますます別嬪さんになって、良くしゃべるものの、妹に皆の注目を持っていかれているのが少々寂しい様子。それでも自分の感情をグッと我慢している様に成長を見て取れる。ジジイは嬉しい。
2人目は、おそらく松岡家の顔つき。女の子なのにどうしよう。それでも元気ならそれでOK牧場。ジジイは年甲斐もなく「バァ~~っ」とあやすと、キャッキャと声をあげて笑う姿にメロメロになる。写真で見ると気持ち悪い。

ところがお孫さんたち、上の方は小麦に対して強いアレルギーを持つ体質で、下の方も今のところ乳にアレルギーがある可能性があるらしい。
元々長男(彼女たちの父ちゃん)が産まれてすぐに、先天性免疫不全であることが発覚して、2歳くらいまでは病院を行ったり来たりと実に大変な子供時代を過ごし、現在も卵製品がNGだ。その子(孫)たちも少々その体質を受け継いだかも知れない。
旦那が卵、長女が小麦、次女がもしかすると乳が食べられないとなったら、奥さんは普段の食生活に相当な知恵と工夫が必要になる。彼女の普段の努力に、ジジイの立場から心より感謝の気持ちをいくら表しても足りはしないのだ。
そんな感じ(どんな感じ?)で、おやぢは一族全員が食べられるメニューを考える。出来れば簡単な、出来れば栄養のバランスが摂れ、出来れば素材や味付けの種類が豊富な、そんなメニューを考えた。
まず、上のお孫さんが禁忌の食材「小麦」を抜いたものを考えてみる。
これは非常に難しかった。なので、小麦を何かに換えてみることを考えた。
麦を米に、小麦粉を米粉に換える。メニュー作りの方向は、ひとまずコレに決めた。
ネットで調べても米粉メニューは沢山あった。
書店に行くと、普段立ち寄らないレシピ本コーナーには「グルテンフリー」というキーワードを使ったものが沢山並んでいた。
良さげな数冊を購入して帰宅してからじっくりと中身に目を通してみる。そして、最初に試してみたる料理を「カレー」と決めた。
・豚肉、人参、タマネギ、ジャガイモを適当に刻み、油を敷いて火にかけたフライパンへ肉から順番に放り込む。
・生姜、ニンニクなどの香辛料を足したいとき、おやぢの場合は肉に充分焼き色がついて野菜と一緒に入れる。で、全体に火が通るまで炒める。
・充分に火が通ったなと感じた時点でフライパンに水を入れる。その量は、材料の頭が瀬戸内海の小島のように見えるくらいにしておく。なぜなら、トロミをつけるために米粉を溶いたものを後から加えるからだ。
・フライパンにあるものを弱火で適当な時間煮込む。その間に味付けをする。我が家の場合は小麦厳禁なので、市販の旨味調味料は使わない。塩コショウとカレー粉を少量ずつ加えながら「コレぞ」という味を探す。
・味が見つかったら。米粉を水で溶いたものをフライパンにいれて均等になるよう静かにかき混ぜる。全体にトロミがついたら再び味を確かめて、問題なければ出来上がり。

初めて作った米粉カレー。
正直な感想を申し上げれば、想像以上に旨かった。
ただし、今回は米粉を入れすぎてトロミが強すぎた。米粉が醸し出すトロミは、おかゆを煮詰めた糊のような感じで、時間が経っても消えることがない。
その他、材料を切る大きさ、甘味旨味をつけるためにハチミツやヨーグルト・リンゴなど、バーモントカレーに学ぶ追加材料の工夫、その他色んな野菜を入れてみるなど。
フライパンの中で30分以内に完成する米粉カレーは、こうやっておやぢの「めしごころ」に火をつけた。