先日、健康診断結果という名の脅迫状に負けてしまって予約した精密検査を終えた。
今回のメインは心臓の検査。各種エコー検査に負荷心電図をとってから診察を受ける。負荷心電図ってご存知ですか？
その名の通り、身体に負荷をかけた状態で心電図を測るというヤツです。
行った先の病院では、上半身を裸にして各部に電極を付けた状態でトレッドミルを動かしながら測るという方法だった。
ただ、オレは腐ってもランナー。
トレッドミルのスピードが徐々に上げられるも、少々のスピードやと脈拍は上がらん。
どうも、脈拍をある程度上げた状態で心電図をとるみたいだ。ナンボほど上げるつもりなんやろか？それは教えてくれない。
「は～い、10秒後にスピード上げますね～☆」
看護師さんのクールな声が響く。
計測しているモニターを見ている検査技師風な男性は反応なし。
「は～い、10秒後にスピード上げますね～☆」
「は～い、10秒後にスピード上げますね～☆」
「は～い、10秒後にスピード上げますね～☆」
もう歩けない。
「走ってもいいですか？」と尋ねる。
「だめです。歩いてください。」
看護師さんがクールに即答。
昼から仕事やいうのに、オヤヂ汁が激しく分泌される。
歩く速度をひたすら上げるというのは、なかなかの苦行だ。
汁をぬぐったバンダナがビッショビショになって診察室へ。
先生いわく「心電図は以前とったときと変わっていないので大丈夫です。でも動脈硬化は進んでいますね～☆ これは高い血圧が原因だと思われます。これは時間が進むと進行していきますので、薬で対応しなければ内蔵に与える負担が大きくなるリスクがあります云々・・・」だそうだ。
オレも今回は身体に少々嫌な感じを持っている。
とうとう、血圧をナニする薬を処方されることを承諾するはめになった。
高血圧といえば、塩分摂取量を控えましょうって呪文をとなえられる。
でも、冷蔵庫には以前買った豚ロース肉の塊にハーブソルトを大量になすりつけて置いているブツがあった。
もう2週間は経っている。しかも様子を見ていない。どうしよう？
おそるおそるジップロックから出してみると、意外と大丈夫そう。
なんとなく白菜と一緒に炊いてみることにした。
白菜の水分でほぼほぼ味付けはOK。この日は何も足さず引かずで食べる。
豚肉はホロホロに柔らかくなっていて、なかなかのお味。
麦焼酎を半分ほど入れた小さめのマグカップに鍋で沸かした湯をドボっと放り込んだヤツと一緒に胃袋へ流し込んだ。
体重は78キロ台を行ったり来たり。
週末は天皇賞秋もあるし、結婚した長男の「両家顔合わせの儀」を控えて落ち着かない。
毛根に良くない。
